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「常に新しいことに挑戦したい！」
音楽アーティストから
ファッションの世界へ
- 武藤 千春Chiharu Muto
- My work :BLIXZY Creative Director
アーティストとして活動していく中で、尊敬する先輩達がどんどん新しい道を自分で切り開いていくのを見て、私も「何か自分の力で新しいことに挑戦してみたい」と思うようになり、思い切ってグループを卒業しました。
何に挑戦しよう……と考えた時、ファッションが好きだったので「自分のやりたいようにやってみよう」と、ファッションブランド『BLIXZY』を立ち上げました。何もわからないままスタートしたので不安もありましたが、新しいことに挑戦するワクワク感が自分自身を後押ししてくれました。
失敗もポジティブシンキングで
次の原動力に
ファッションの専門学校を出たわけではないし、アパレル自体も未経験なので全てが初めてのことばかりでした。でもやりながら勉強していく方が自分に合っていると思い、恥ずかしがらず細かなことも丁寧に取引先の方に確認しながら、自己流でやり始めました。最初の頃は、商品サンプルが思い通りに上がってこないことも多かったです。そんな時「こう言ったのに伝わってない」と落ち込むより「じゃあどうやったら明確に伝わるだろう」と失敗を次の対策に生かして乗り越えてきました。
そうやって繰り返していくうちに、最近になってやっと自分なりのやり方ができてきた気がしています。思い通りに上がったサンプルを見ると、手に取ったお客さまの反応を想像してすごくワクワクしますね。
ものづくりは一人じゃない
関わる全ての人がパートナー
iPadとPCは仕事で欠かせないアイテムです。特にiPadは気になったイメージをパッと撮影できてその場で写真にメモもできるので、いつも必ず持ち歩いています。
そして何よりも欠かせない仕事のパートナーは、会社のスタッフや取引先の工場の方々。どんな業種でも一緒だと思いますが、ブランドを始めてからますます、一人で作っているのではなく、関わってくださるたくさんの人のおかげで形になっていくものだと改めて感じています。
また、自分の感覚だけじゃなく、お客さまの反応を次のデザインに取り入れることもあるので、お客さまとも一緒にものづくりをしているなと感じます。
ポジティブなマインドになれて
モチベーションや自信につながること
仕事はお金が関わってくることなので、常にプライベートにはない緊張と責任を感じています。家族や仲のいい友人との集まりはもちろん楽しいし居心地がいいけれど、働く中で褒められたことや達成できたことは、プライベートでは得られない喜びがあって、自分自身をポジティブなマインドにしてくれますね。
『BLIXZY』を買ってくださった人の「かっこいい」「買ってよかった」という声を聞くと、自信につながるし、次に挑戦することへのモチベーションにもなって最高にワクワクします！ 今後も職業や肩書きにとらわれず、自分のやりたいと思うことにどんどん挑戦していきたいです。
PROFILE
武藤 千春（Chiharu Muto）1995年4月3日生まれ
BLIXZY Creative Director（ブライジークリエイティブディレクター）
2011年〜2014年、アーティストとして活動。2015年、自身のブランド「BLIXZY」を立ち上げ、ブランドの企画からデザイン、プロモーションやカタログのモデルまで自身で一貫して行う。また、最近では企画から編集まで全て手がけた『BLIXZY MAGAZINE』を創刊するなど、新しい分野にも挑戦し続けている。
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